県央動物保護管理センターにて

2003年7月28日

新潟県巻保健所 県央動物管理センター(まんま...)


ご年配のご夫婦が家族猫を持ち込む所をスクープ!


持ち込まれた方が事務所で手続きをして頂いている間に、
センター所長が"手馴れてしまった段取り"で


家族猫10匹が詰め込まれたケージを、建物の奥にある"猫舎"へと険しい顔で運ばれていました.....


こんな小さなケージに10匹家族の大所帯。。
娘さんがきちんと面倒を見ない事を気に病み、娘さんの留守の間に一家を持ち込んできたそうです。害虫、害鳥と言われる命にも「人間と全く無関係」と言う事はないはず。一つ一つの命全てに"自然死"の権利があり、動物を始め害虫でさえも人間が"死期"を決める権利はない、と思うのですが。。。かなり極端な意見ですいません。


"JP"を左手に右手に"写るんです"と言う窮屈な体制だった為、仔供たちを直視する事が出来なかったのですが、目やにだらけで辛そうな仔が数匹いたように記憶しています。この仔たち、"人間の為"にこんな仕打ちにあっているのですよね。手前の仔は、どんな夢見てるのかな?「人間さえいなければなぁ」なんて事は......


手前にシャム系?の成猫、奥に雑種?の成猫2匹がいます。ここにいる理由は?これからどうなっちゃうの?もしこれが逆の立場だったらどうだろう?怖くて怖くて気が変になってるかも。。能天気に大あくびしているJPは本当は幸せなんだね。幸も不幸も人間次第なり。


「殺生はいかん!」のお坊様、悩んだ挙句センターへ来られたことがあるそうです。リアルな現実は受け入れ難いものです。それも人間。保護するのも人間。所長の気苦労は計り知れないものがあると感じる事例でした。


奇数枚しか画像がなく空白になってしまったので、親バカ根性曝け出します。。。NDN入会のきっかけとなったシーズー犬とのお見合い(6月27日B.SWANにて)直後の、お疲れモード全開!の"JP"(♀4歳2ヶ月)です。
<m(__)m>


悲しいかな、意図せずに忙しいお仕事の合間をぬって、見学会参加者7名+2匹に明るく親切・丁寧にご指導して頂いている所です。センター所長様、ご多忙中にも関わらずまた、暑いさなかにご指導頂き本当に有難う御座いました。


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