猫の手募金

猫の手事例119
新発田市 下越動管からの相談
令和3年6月13日〜29日   

経緯

10年くらい前から下越動物保護管理センターに近隣からの苦情が来ているお宅。70代、独居、出入り自由な未手術猫が6匹くらいいて、何度かセンターが指導に行っており、ご本人も手術をする意思はあるが金銭的に手術費用がなく、いまだに手術ができていないということで、NDNに相談のあった案件です。

対応

NDNの助成金を使って、安い病院で手術すれば8,000円で済むと提案しましたら、年金暮らしの上に借金があり、8,000円もかかるなら手術はしなくていいし、飼い猫ではないので、持って行って保健所で始末してもらってもいいんだがと過激なことを言われましたので、手術費用については本当に困っているのだと思いました。始末されてもいいと言われる割には、みんな毛つやも悪くなかったので、それなりにお世話はされているようでした。  子猫がいてもおかしくない状況でしたので、子猫のことをお聞きしましたら、みんな死産で死んでしまったとのことでしたが、目の前をお腹の大きなメス猫が横切って行ったので、早めの手術は必要だと思われました。

解決に向けて

放っておけば増えることはあっても減ることはありませんので、猫の手募金から手術費用を助成していただき、全頭手術をすることができ、10年間の悪循環を断ち切ることができました。ありがとうございます。どうか今後とも猫の手募金へのご協力をよろしくお願いいたします。


Animals Cat
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