猫の手募金

事例49
漁港の猫たち(新発田市)

経緯

2017年12月の初めに、たまたま行った松塚漁港で、尻尾がズル剥けになっている猫を見つけた、可哀想なので保護してもらえないかという相談がありました。その後の調査で、この怪我をした猫だけではなく、漁港らしく20~30匹くらいの猫がおり、人馴れしている猫も多くいること、また、この地域は、県道と海に囲まれて他から猫が流れて来る場所ではなく、一斉に捕獲、手術をすれば、それ以上増えずTNR(捕獲→避妊去勢→リリース)が非常に有効な地域であることがわかりました。また、下越動物管理センターにも以前から相談があり、現場確認はされていたものの、費用負担がネックで手術については手つかずだったこともわかりました。 漁港の方々は、猫が小屋や土管の中を寝床としていることも黙認されており、特に猫に困っているわけではないのであえて手術を考えておられず、また、漁業組合も経済的に手術費用捻出は無理そうだとのことでした。


対応

このままでは繁殖期には爆発的に増える危険性もあるので、猫の手募金で手術、保護をさせていただくことになりました。

解決に向けて

そのお陰で、漁業組合、下越動物管理センター、NDNが連携して解決に当たることができ、20匹の猫たちを手術することができました。そのうち8匹の猫を保護・譲渡することもできました。尻尾がズル剥けだった猫も治療することができ、これらは全て猫の手募金へのご寄付のお陰です。ありがとうございます! 

漁港の猫たち
漁港の猫たち
漁港の猫たち
漁港の猫たち

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