新潟県内の猫事情
~2008・2007年冬号会報より~

平成19年度 新潟県の犬・猫状況

平成19年度は犬猫合わせて4,880匹が収容されて、3,787匹が処分されました。

それ以前の殺処分統計

19年度の状況

犬の状況

犬の登録は新潟県で10万頭を超えましたが、処分数は年々減っており、この5年間で半分になりました。
また、いまだに年間で62匹もの子犬の引き取りがあり、相変わらず下越がダントツに多く49匹で、飼い主の意識の低さが伺われます。

猫の状況

わずかながらの変化ですが、猫の収容数、処分数は減少しています。
しかし、収容される猫のほとんど(92%)が処分される現状に変わりなく、収容される7割が生まれて間もない子猫です。
不妊・去勢手術の徹底がいかに大切かわかります。

遺棄

遺棄は全体の5%、231匹でした。ペットを捨てるのは犯罪です。
遺棄のケースに遭遇したら、まずは最寄の警察署に届出をしてください。

地域による違い

県内7ヶ所の施設で犬猫の保護管理業務をしていますが、地域によってさまざまな違いがあります。
特筆すべきは中越センターでの譲渡数の増加です。
特に猫については平成17年度はたった1匹しか譲渡していなかったのが、平成19年度は県内施設で最も多い94匹を譲渡しています。

理由を伺ってみたところ、「生かせる命は処分しないで可能な限り保護を続ける、里親希望者さんから連絡があった際に条件にあう猫がいなくてもきちんと登録する、情報をオープンにする」といった工夫の結果とのこと。

子猫だけでなく成猫でも飼いやすい猫の場合は案外、もらわれていくそうです。
このようなうれしい変化がある一方で、残念ながら上越や佐渡では数字上はそのような取り組みが見えてきません。
犬については上越での返還率がとても高く8割近くが返還されています。
一番低い下越では半分しか返還されませんから、この辺りも改善が望まれます。

18年度の状況

犬の状況

犬は収容数も処分数も年々減少傾向にありますが、いまだに年間1,100匹以上が収容されています。
38%が飼い主からの「持ち込み」で、残りは遺棄もしくは迷子です。
飼い主として最後まで責任を持つこと、迷子になったらすぐに最寄の保健所に届出をすること、日頃から迷子にならないよう「迷子札」「鑑札」をつけるようにしてください。
迷子札に飼い主の連絡先が明記されていれば、飼い主の元に戻る確立は非常に高くなります。
県内の動物保護管理センターでは週1回の殺処分がなされていますが、場合によっては1週間を待たずに数日で処分される可能性があります。

迷子になったらすぐに連絡をするようにしてください。
犬は必ず飼い主が迎えに来てくれることを待っています。

猫の状況

猫は年間4,500匹ほどが収容されており、94%にあたる4,143匹が殺処分され、殺処分される数も、ほぼ毎年横ばい状態で変化がありません。
また、殺処分される猫の7割が子猫を占めていることから、不妊・去勢手術の徹底がいかに大切か分かります。
処分されるために生まれる「命」があってはなりません。
飼い猫はもちろん、外でご飯をあげている猫にも手術を行ってください。
実際、手術をせずにご飯だけをあげ続けた結果、猫の数が増えてしまい
近所などからも苦情が出るようになってしまった等の相談内容が多く寄せられます。
これ以上不幸な命が生まれないようにし、「地域猫」として温かく見守ってあげましょう。

遺棄

昨年度も、明らかな遺棄と認められたケースが74件ありました。犬や猫などのペットを捨てることは犯罪です。
遺棄のケースに遭遇したら、まず最寄の警察署に届出をしましょう。
動物を遺棄したら、「動物愛護法違反」として1年未満の懲役もしくは50万円以下の罰金刑が下されます。

地域による違い

県内7ヵ所の動物保護管理センターで犬猫の保護管理業務を行っていますが、
地域によって様々な違いがあります。
一昨年度、ほとんど譲渡実績がなかった中越で犬猫あわせて41匹を譲渡したのは朗報と思われます。
飼い猫の権利放棄が多いのは下越(440匹)と上越(330匹)で、飼い主のいない猫(ほとんどが子猫)の持ち込みが多いのは新潟市(901匹)と県央(356匹)です。
処分数を減らすために、まずは飼い猫の持ち込みを減らすような行政指導が望まれます。

また、迷子の犬がほぼ返還される上越と、ほとんど返還されない新潟市・秋葉区(旧新津市)では、
飼い主の意識の違いが推測されます。地域の特性を見極めて適切な対策に取り組むことで、
年間4,000匹以上の殺処分数はもっと減らすことができます。県内7ヵ所の動物保護管理センターで犬猫の保護管理業務を行っていますが、地域によって様々な違いがあります。

一昨年度、ほとんど譲渡実績がなかった中越で犬猫あわせて41匹を譲渡したのは朗報と思われます。
飼い猫の権利放棄が多いのは下越(440匹)と上越(330匹)で、飼い主のいない猫(ほとんどが子猫)の持ち込みが多いのは新潟市(901匹)と県央(356匹)です。
処分数を減らすために、まずは飼い猫の持ち込みを減らすような行政指導が望まれます。
また、迷子の犬がほぼ返還される上越と、ほとんど返還されない新潟市・秋葉区(旧新津市)では、飼い主の意識の違いが推測されます。地域の特性を見極めて適切な対策に取り組むことで、年間4,000匹以上の殺処分数はもっと減らすことができます。

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