★望まない妊娠を避けるために
去勢手術とはオスの睾丸の摘出、避妊手術とはメスの左右の卵巣と子宮摘出を指します。
犬の去勢・避妊手術に関しては、飼い主によって、あるいは獣医師によっても意見の分かれるところ。手術を受けさせるかどうかの判断は飼い主にまかされています。
「犬は自然のままが一番、去勢や避妊手術をするのはかわいそう」と考える人や、愛犬の体にメスが入ることに抵抗がある人もいるでしょう。
手術は全身麻酔をかけて行うので痛みはありません。
入院期間は、病院によって異なりますが、メスの場合で1〜2日、オスの場合その日のうちに退院できる場合が多いようです。

★去勢手術のメリット
・特定の病気(精巣腫瘍・前立腺肥大・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニアなど)を予防できる
・発情期にともなうストレスが減る
・他の犬に対する攻撃性や支配性に起因する問題が抑制される
・縄張り意識が弱まることにより、無闇なマーキングが減る
・人や物に対するマウンティングが減る
・メス犬を求めての放浪、脱走が減る
・メス犬に興味がなくなることにより、訓練に対する集中力がアップする

★避妊手術のメリット
・特定の病気(乳腺腫瘍・乳癌・卵巣腫瘍・子宮蓄膿症など)を予防できる
・発情期にともなうストレスが減る
・発情期や偽妊娠特有の攻撃性の高まりが減る

★手術後は食事の量に気をつけて下さい。

去勢・避妊手術のデメリットとして、手術後肥ると言われることがありますが、それは間違いです。
去勢したオス犬は、以前のように体内で精子を作ったり、他のオス犬と上下関係に気を配ったりする必要がなくなります。一方、避妊手術を受けたメス犬も発情期のストレスから開放されます。
つまり去勢・避妊手術を受けた犬たちは、基礎的な消費カロリーが以前よりも少なくなっているのです。
手術後に肥るのは手術による体質変化ではなく、手術前と同量のフードを与えている事によるカロリーオーバーが原因なのです。

・TOPICS・
平成14年、私は繁殖犬としてぼろぼろになるまで使われて、外の世界も知らないまま、ある日捨てられました。新潟市保健所にいたときはあんまり汚くて臭くて、だれも私を触ることができませんでした。今では訪問活動のメンバーとして、子供達に「命の大切さ」を伝えています。私のように流行に振り回されて使い捨てにされる命がなくなることを願って・・・。

【アメリカン・コッカー・
   スパニエル】
いぬの写真館