約33%の犬が飼い主に戻る事もなく、注射・炭酸ガスという手段で命を絶たれました。または、誰に看取られる事も無く、檻の中で寂しく息を引き取りました。
最後まで飼い主のお迎えを信じて待っていた仔、飼い主により保健所に持ち込まれ、絶望してしまい、翌日亡くなっていた仔、1匹1匹ケースは違いますが、全ての仔に言える事は、人の手で処分される為に生まれた命では無い事、命の重さは人間と同じであるという事です。

   わたしの一生

ここはどこ?
なぜ、知らない檻の中に
入れられているんだろう?
今まで一緒に暮らしていた
家族の誰かが、
きっとお迎えにくるはずだから、
もう少しの辛抱かもしれない・・・
コンクリートの床が固くて
冷たくて不安だけれど、
隣の檻にも仲間がいるし、
子猫はもっとたくさんいる場所なんだ。

わかってきたよ。
ここが、どういう場所なのか・・・
もう誰もお迎えに来ないことも、
わかったよ。
家族に見守られて最期まで
過ごしたいと望むことは、
わがままなことだったのかな?
わたしは、悪い子だったの?
でも、家族と暮らした日々は
天国に行っても絶対忘れないし、
いつまでもみんなを愛しているよ。

     この仔は虹の橋を渡りました
平成17年度 新潟県の犬状況
収容計 1,232匹
     死亡・処分数 409匹
     返還・譲渡数 823匹
◆参考◆ 処分数 平成16年度 497匹
            平成15年度 531匹
            平成14年度 636匹
   若干ですが、処分数は減少の傾向にあります。
平成17年度 新潟県犬登録数 105,232匹
           内、新規登録   9,408匹

約1割も増えた原因は、マスコミにより煽られたペットブーム、購入ルートの多様化と思います。
その一方で、飼い主からの持ち込みが37%も占めています。
まるでファッションの一部のように犬を考えている事、ペットと暮らせばストレスも癒されると過信する事、ホームセンターでも安易に購入が出来る事、全て犬を家庭に迎える理由にはなりません。
犬を飼う事は10年後、15年後も責任を持って面倒をみて、最期の時まで看取るという、とても覚悟がいる事なのです。
ファッションのように衝動買いは許されない事です。
上記のような覚悟が出来た家庭だけ、犬を家庭に迎えていただきたいと思います。
そして、保健所で飼い主のお迎えを純粋な目で待っている犬を引き取っていただきたいとお願いします。

いぬの写真館
この仔は皮膚病の治療をしてもらえず、虹の橋を渡りました。