学校啓発活動

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今までの学校での活動

新潟立酒屋小学校(2006.1.20)
 この日は、酒屋小学校の授業参観日でした。授業が終わった後にPTA文教部主催のPTA講演会「命の大切さ」の講演をしました。

 講演会のご依頼を受けてから、ペットが処分されているシーンがあるビデオの上映はやめて欲しいと言う要望がありました。1年生の授業のときは残酷なシーンは困るという理由で断られたことはありましたが、PTA講演会なので親子で見るので大丈夫ではないかと思いましたが、特にという申し入れでしたので断念しました。

 授業では45〜50分でしたが、今回は1時間30分の時間をいただきました。ビデオのない講演会の組み立てを考えなくてはなりませんでした。1〜6年生ということもあり、お話の間にクイズや絵本のよみきかせを入れることにしました。

 そして、当日を迎えることになりましたが、ペットアレルギーのこどもたちに配慮するという理由から、急きょ会場を図書館から多目的教室に変更することになりました。結果として、机もいすもない広いスペースを使わせていただきました。

 冒頭に、NDNはボランティアの市民団体で、仕事の合間に活動をしていますので今回は参加していませんがと断って、代表が最初に犬を保護したときに見た保健所光景がNDNをつくるきっかけとなったことを話しました。保健所に保護された犬たちが冷たいコンクリートのうえで助けてと訴える目が、毛布を送るきっかけとなり、そして新しい飼い主を探す活動からNDNがスタートしてことを話しました。

 犬班のスタッフから犬の現状について、飼い主の無責任で捨てること(保健所に連れて行く)が多いことを 話しました。猫班のスタッフから猫の現状について、特にのらねこ問題がひどいことを話しました。学校啓発班のスタッフから12月に行った小学校の授業で、のらねこ問題の新聞を取り上げて命の大切さを講義したことを紹介しました。

 ちょっとブレイク、クイズコーナーを入れてみました。今までお話した内容が答えになるような質問をしました。
Q1犬は何歳くらいまで生きるの?
Q2ねこは生まれてどれくらいで赤ちゃんをつくれるの?
Q3ねこは1回に何匹の子ねこを産むの?
Q4新潟市では1年間にどれくらいのねこが保健所で殺されているの?
Q5保健所に入る動物はどんな理由で持ち込まれているの?
Q6どうやったら処分される数を減らすことができるの?

答えは下の方に
 クイズの答えをかねて、まとめの話をした後に、 『ワンワンワン』(WAVE出版)の絵本のよみきかせをしました。酒屋小学校のご好意で、投影機を使ってスクリーンに写すという方法でやらさせていただきました。『ワンワンワン』は、保健所に捨てられた3匹の犬に、それぞれ新しい飼い主さんが現れて幸せになったというお話です。現実にもこんな話しがあるということで、いっしょに参加した動物たちの紹介をしました。

いつも明るく陽気なミッキーは元気にさせる天才です。でも、大好きな飼い主に寒い冬に捨てられた悲しい過去を持っています。
母親のココアは保健所に捨てられました。その時お腹にはくまのすけがいました。ココアが処分されていれば、くまのすけの姉弟3匹も天国に行ってました。スーパーの屋上駐車場に段ボールに入れられ捨てられた子ねこ5匹の中の1匹です。

 最後は、ふれあいの時間にしました。中には、展示したパネルを熱心にご覧になったる方もおられました。「とても参考になりました。ありがとうございます。」と声をかけていただきました。こちらこそありがとうございました。

お母さんのココアの方が、
小さいでしょ。
捨てられて放って置かれたら、どうだったでしょう。
今は愛情一杯あげているから、こんなかわいく、しかも大っきくなりました。
保健所にいた頃のミッキーはガリガリに痩せて、皮膚炎にもかかっていました。こんな悲しい過去があったけど幸せな毎日を新しい飼い主さんと暮らしてほしいと思います。

クイズ答え

Q1 だいたい15歳くらいまで生きると言われています。 Q2 オスなら9カ月くらい、メスなら6カ月くらいです。このころになったら、不妊去勢手術をしてください。 Q3 だいたい5、6匹産むと言われています。 Q4 平成15年のデータですが、589匹です。 Q5 迷子だった。高齢だから。引っ越すから。噛むから。吠えるから。病気だから。飽きたから。家族がアレルギーだから。・・・などなどなど。ほとんどが人間の身勝手な理由です。 Q6 今飼っている人はペットを捨てないでください。皆さん自身が考えてください。

 今回の配布資料
資料

猫樹系図 <クリックすると少し大きく見れます>

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