新潟市立東石山中学校(PTA行事)

2011年9月22日

PTA文教部主催の講演会が、図書館で行なわれました。
講演会は、天候の悪い中ではありましたが、20名余りの参加者の方が来られました。

今回は、大人を対象とした講演会でした。大杉さんをコーディネーター役に岡田代表、新潟市西体育館避難所を支援したスタッフ、福島県の避難所を支援したスタッフの話を聞く構成でした。

岡田代表からNDNのこと・中越地震からの経緯・行政との連携などお話、スタッフ森井さんから新潟市西体育館の避難所でのお話、スタッフ三浦さんから福島での活動を中心にお話をしました。

ところどころ、大杉さんの素敵なトークで要所要所押さえていただきました。

日ごろから地域とのコミニケーションが大事であること、飼い犬や猫にもゲージでの生活に慣れさせておくこと、動物たちにも集団生活のストレスがあることなどの話がありました。

町内で、世帯調査(国勢調査ではありません)があるかと思いますが、そのときにプライバシー保護などと言わずに、支援が必要な方(お年寄り・障がいのある方など)がいらっしゃれば、きちんと書くこと、ペットの事も書くことが大事だと思います。
そこから町内で、有事の際にどう支援をしたら良いかの話し合いの場ができ、想定できるのだと思います。

まだまだ、防災計画は未熟で、なんら決まっていないこともあると思います。
想定外というよりも、想定すらしない、想定の段階にもあがらないことが、たくさんあると思います。
少しずつでも挙げていくこと、想定の中に入れてもらう努力も必要だと思います。

防災計画自体、これで完璧なんてものは無いと思います。
皆さん一人一人が、声を上げ、作り上げていくものだと思いました。

人々のつながりが、一番大事だと思いました。

本当に、たくさんの人たちに聞いて欲しい講演会だったと思います。

この講演会を機会に、NDNでは「防災についての講演会」もさせて頂きます。学校に限らず、町内会や自主防災組織などご依頼をお待ちしています。

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