新潟市立味方小学校
2005年7月7日
今回は、味方小学校の図書館が会場でした。今年3月に新潟市となり、最近採用されたという学校図書館司書さんが、貸出しカウンターに座られ見ていてくださいました。
味方小学校では総合学習の時間に、テーマ「ボランティアの心を学ぼう」を5年生の子どもたちを対象に学校でお話しすることになりました。
担当の先生が、大の動物好きだったこともあり、また、クラスのこどもがのらねこを拾ったことで、NDNとかかわりを持ったことで、今回の授業をさせていただくことができました。
味方小学校には、6人のスタッフと保健所やセンターから引き出した犬を一時保護してくださっている地元味方のNDN会員さんもご夫婦と保護しているクロちゃんと参加しましした。ほかに参加してくれたのは、猫のちゃちゃ、犬のココア、くまのすけ、バナナ、小雪、モルモットでした。
授業を受けた5年生の家庭では、犬を飼っている人がほとんどで、猫が2人くらい、爬虫類を飼っているという人が以外と多くいました。
みんながお世話をして可愛がっていれば幸せなのでしょうが、そんな幸せな動物ばかりではないという話から私たちNDNの活動について話しました。
ビデオ「残された命」では、耳をふさぐ子、じっと見つめる子、涙する先生がとても印象的でした。
テーマが「ボランティアの心を学ぶ」でしたので、参加したスタッフ、会員さんからそれぞれのNDNの参加のきっかけや子どもたちへのメッセージを話しました。
弱い立場の人間例えば「障がい者」に対するボランティアは比較的多くいますが、弱い立場と言っても人間が手を差し伸べなくてはどうにもならない動物たちへのボランティアは少ないので、私は参加しました。
生まれ育ったヨーロッパの国々に比べなんとこの日本の動物たちのおかれた状況がひどいか、ひどい状態を少しでもよくしたいという思いで参加しました。
一時保護というボランティアの苦労について、近所のとうちゃんんかあちゃん?いやじーちゃんばーちゃんかなと、クロちゃんで12匹目で、一時とは言え面倒を見るので名前を付けてあげなくてはといろいろと考えて付けていたが、数が増えるにつれ、いまでは見た目などからクロになりました。とユーモラスに語っていただきました。
保健所やセンターの状況、迷子になったときにすぐに見つかるように名札を付けることなども話しました。
最後にみんなから質問を受け、NDNからもみんなに「この話を聞いてみんなは何ができるかな」と質問しました。
「最期まで責任をもって飼う」など答えが返ってきました。
あとは、宿題として考えることになったようです。授業終了後、司書さんに選んでいただき『ワンワンワン』を図書館に寄付させていただきました。
味方小の5年生のみなさんへ、みなさんのおかげでとてもよい授業ができました。ありがとうございました。何かできることを見つけて、行動してください。