新潟市立小針小学校

2005年12月8日

小針小学校の体育館に案内されると、すでに1年生のこどもたちがお行儀良く座って、私たちを迎えてくれました。
みんなであいさつをしてから、お話を始めました。この日もとても寒く、こどもたちは防寒着を着て座っています。お隣のお友だちの手をさわって、ほっぺをさわって、さらに、エスカレートして、脇の下に手を入れよう。どうでした?「あったかい!」「冷たい!」・・・。
温かいとか、くつぐったいとか、感じることが、「命」です。生きていることです。
あとで、どうぶつをさわったとき、温かい、動く、ぬいぐるみとは違うこと、生きていることを確かめてと話しました。

捨てられた猫を飼っていること、飼うことは大変だから大人が飼うこと、こどもたちのできることは、お手伝いとどうぶつをかわいがること、などを話しました。

『ワンワンワン』(WAVE出版)の絵本の読み聞かせをしました。何のとりえもなく捨てられたチビ、古くなった歳を取ったと捨てられたリリィ、誰にも見向きもされなくなって捨てられたナナシ、の3匹の犬が動物管理センターで新しい飼い主さんと出会うストーリーです。

ペットショップだけが出会いの場ではありません、こんな出会い方もあることをお話して、実際に新しい飼い主さんが見つかった犬や猫の紹介をしました。

いよいよ、ふれあいタイムですが、その前に、あいさつの仕方とマナーについてお話しました。まず、最初に飼い主さんに「さわってもいいですか」と聞くこと、次に犬に聞くことって言っても??手をグーにして、鼻のところ持っていって、においをかいでもらう、それから、はじめてさわることができます。頭をやさしくなでたり、のどのところさすったりしてください。
急に頭をなでられたら、自分だって嫌ですよね。犬も同じです。心構え、心の準備が必要です。「わかりましたか?」ということで、ふれあいタイムがはじまりました。はやる気持ちを押さえて、驚かせないように、静かに近づいてください。

どうぶつたちとふれあっている間に、こどもたちとお話ができました。
全部さわれた?「モルモット込んでてさわれない」並んでいればさわれるよ。とか、「映画なに見た?」テレビでハリーポッター見たよ。???の質問もありました。

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