新潟市立味方小学校
2008年2月5日
小雪の降る中、新潟市の郊外にある味方小学校に行ってきました。 お迎えくださったのは、07年に5年生の総合学習でNDNを呼んでいただいた泉田先生でした。
今回は、2年生のご担任をやられていて、元気な2年生の授業をやることになりました。 先生は、こどもたちのことを考えて、絵本のよみきかせを希望されました。
NDNでは、 『いのちのまつり~ヌチヌグスージ』草場一寿/著 サンマーク出版を選ばせていただきました。
はじめに、自分やお友だちのほっぺなどを触ってみよう、で、どうだった?
「あったか~い」「つめた~い」とお返事が、返ってきました。
さわられて嫌な気持ちになった?やさしくさわってもらったから、気持ちよかった?
さわられると、あったかい・つめたい、どきどきする・くすぐったい、嫌な感じ・気持ちいいなど感じることが生きていると言うことです。
これから、ふれあってもらう、ワンちゃん・ねこちゃんはぬいぐるみと違って、生きているから、あったかいし、どきどきしているし、臭いもあるよ。 嫌なさわり方をすれば、嫌がります。生きているからです、命があるからですよ、後で確かめてねという導入でした。
絵本を読んで命のつながりを見てもらって、命の大切さを知ってもらいました。
命を守るために、他の生き物の命を食べ物としていただくと言うこと、それに感謝を込めて「いただきます。」「ごちそうさま。」を言おうねと、お願いしました。
この絵本には「いのちをありがとう!」と出てきます。お父さんお母さんから命を分けてもらってありがとうだね。 「ありがとう」はやさしい気持ちになる言葉だから、たくさん使おうね。
命は大切です。みんなには、小さな命を守れるやさしい人になってもらいたいです。小さな命を守ることとして、参加したスタッフからこどもたちにメッセージを送りました。
のらねこのこと、保護活動のお話や、 一人の人がたくさんのねこを飼って面倒が見られなくなってしまい新しい飼い主さんを探すことになったことをお話しました。
ねこや犬をさわるときの注意として、みんなはねこから見ると大きなお相撲さん見たいなもので、 みんなも、朝青龍に囲まれて触られたら、怖いよね。それと同じで、ねこや犬も怖がりますので、一人ずつ順番にさわりましょう。
山に捨てられていた犬を引き取って、家族の理解を得て飼う事になったお話や、 ペットショップで売られている子犬の親である繁殖犬はどうしているのか、元繁殖犬だった子を紹介しながらお話しました。
これから、ふれあいです。朝青龍がどーんとやってきたら、怖いよね。やさしい気持ちは伝わります。やさしい気持ちを持ったやさしい手でさわってください。
さわりたいときは、飼い主さんに、「さわってもいいか」「どうさわればいいか」聞いてみてください。
カァです。
よろしく!
ラッキーは山に捨てられてたんだ。
この子は繁殖犬でボロボロだったの。
ねこはゲージの中が好きでね。
みんな、やさしい手でさわれたかな?
みんなの感想は、「ねこを初めてさわった。」「ふわふわで、あったかった。」「ふわふわで、気持ちがよかった。」でした。
こどもたちには、ふれあいの時間が一番のようでした。