猫の手事例94
餌やりで増え続けた猫たち
経緯
今回は餌やりで増えてしまった猫たちの事例を紹介します。相談者さんは長く手術に頑張ってこられました。しかし野良猫の数が増えて自己負担が多くなり、もうこれ以上は出来なくなってしまった為、会の方でお手伝いをすることになりました。
対応
町内でも猫のことで長年困っていたようで、問題はかなり深刻な様子。町内会長さんからの情報を聞いて、長岡のセンター職員が問題のお宅に訪問もしましたがここで猫の姿を目にすることはできず。ですが、不妊手術の必要性を話してもらいました。相談者さんに捕獲機を貸し出し、猫たちの捕獲の準備を進め始めていた矢先、「子猫がカラスに狙われていて、母猫が必死に子猫を安全なところに移動させようとしている」と、連絡が入りました。一刻を争う状況の中、急いで捕獲に出向き、無事に子猫たちを保護することができました。その後もいざ捕獲に動き始めると、どんどん猫が捕獲され、長期間の捕獲が続きます。
解決に向けて
結果、猫は合計17匹をリリース、子猫8匹を保護し、全頭無事に譲渡されました。何気なく野良猫に餌やりだけを続けているうちに、猫の数がどんどん増えてしまい、糞尿、臭い等で近所迷惑になってしまった事例です。TNRされた猫たちは、今は元気に過ごし、譲渡の子猫たちはみんな幸せになりました。これからも、猫の手募金へのご支援を宜しくお願いいたします。
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