新しい飼い主の探し方
猫や小動物の新しい飼い主探しについて
当会には、保護シェルターはありませんので、動物の引き取りはできません。
新しい飼い主探しで困っている方には里親探しのノウハウを提供し、できるだけご自分で解決できるようにお手伝いしています。
「もらい手が見つからなかったらどうしよう・・・」と悩む前に、以下の方法を参考にして、まずはご自分で里親探しをしてください。
そこにいる猫たちの運命(生命)は、あなたの努力で決まります。
里親探しの方法
- 友人知人、親戚に里親希望者がいるか聞いてみる
- 最寄りの獣医師会へ里親探しの依頼をする
※新潟市の場合(問い合わせ先TEL:025-224-9000)
◆3ヶ月未満の子猫を受け付けます。転居等の例外も取り扱い可。
◆毎月25日締切
◆専用用紙に記入し郵送 専用用紙は市内の動物病院で入手可能です。
郵送先:〒951-8067
新潟市中央区本町通り13番3046 稲垣動物病院内『ペットの里親探し』係
◆ホームページからも受付あり http://homepage2.nifty.com/inagaki-vet/ - ポスターを貼る
写真入りのポスターを作成してスーパー、郵便局、動物病院、ホームセンター、デパート、コンビニなど、できるだけ人通りの多い所、目立つ所に貼ります。
ポスターには次の事項を記載します。
◆家族の一員として愛情を持って終生飼っていただける方募集
◆猫の種類、年齢、性格などをアピール
◆手術やワクチンのこと、健康状態など
◆連絡先(名前、電話番号、Emailアドレス) - 新聞、タウン誌、地元のミニコミ紙の広告等を利用する
【広告例】
子猫もらってください生後6ヵ月・オス・去勢済み・トイレのしつけ済み。
一生かわいがってくださる方へ、こちらからお届けします。 TEL.03-XXX-XXXX ○山
月刊こまち
投稿方法は3種類。
① 綴り込みのアンケートハガキ
② FAX:025-280-1011
③ メール:webでは http://www.week.co.jp/toko/komachi.htm - インターネットの情報ページを利用する
インターネットのホームページには里親を探している方の情報を掲載してくれるページが多数ありますので、
そういう複数の里親募集ページに情報掲載をしてみましょう。掲載されたらまめにメールチェックを忘れずに。
(ただし、インターネットは特に匿名性の強い媒体ですので、必ず身元を確かめ、
直接話をしたうえで信頼できる相手かどうか確かめてください)
注意してください!
県内でも、虐待や動物実験目的での猫獲りや里親詐欺の例がいくつか報告されています。
とにかくもらってくれればいいと焦って渡してしまうと、猫をとんでもない不幸な目にあわせてしまうこともあり得ます。
相手の身元を確認するのはもちろんのこと、断られるのを恐れて里親としての資格があるかどうかも判断せずに渡してしまわないよう十分注意してください。
渡す時は事前に住宅環境等を調べたうえで、必ず自宅まで届け、誓約書をもらうようにします。
また、これ以上不幸な命を生み出さないためにも、必ず不妊・去勢手術を行ってから(子猫の場合は月齢6ヵ月で必ず手術をしてもらう約束をして)里子に出しましょう。
とにかくもらってくれればいいと焦って渡してしまうと、猫をとんでもない不幸な目にあわせてしまうこともあり得ます。
相手の身元を確認するのはもちろんのこと、断られるのを恐れて里親としての資格があるかどうかも判断せずに渡してしまわないよう十分注意してください。
渡す時は事前に住宅環境等を調べたうえで、必ず自宅まで届け、誓約書をもらうようにします。
また、これ以上不幸な命を生み出さないためにも、必ず不妊・去勢手術を行ってから(子猫の場合は月齢6ヵ月で必ず手術をしてもらう約束をして)里子に出しましょう。
譲渡前にしておくこと
- 完全室内飼い
- トイレの躾
- 離乳を終わらせる
- 獣医さんで、基本の健康診断 ・ワクチン接種・血液検査を行う
里親さんが決まった際は相手の名前、連絡先を明記した迷子札をつけるのも大事なことです(慣れない場所で行方不明になった時の命綱です) 。
里親の条件
- 完全室内飼いをしてくれる人であること
事故や病気、糞害でのトラブルを防ぐために完全室内飼いを勧めてください。 - 不妊去勢手術を施してくれる人であること
手術時期になったら手術が終わったかどうかの確認を取るようにしてください。 - 家族全員が動物を飼うことに賛成していること
家族に猫が嫌いな人、また、喘息やアレルギーの人がいる場合、途中で飼育を断念する可能性があります。
また、子供がいるご家庭では、子猫の場合は子供がいじりまわして死に至ることもあるので、十分注意してもらい、
3ヶ月以上の大きさの猫を勧めてください。 - ペットが飼える住宅であること
借家の場合は大家の許可、またはペット禁止の規約がないことを確認します。 - 転勤や引っ越しの可能性がある人は、引っ越し先に連れていけるかどうか確認をとること
引っ越しで猫を飼えなくなったと捨てる人が後を絶ちません。
必ずペット飼育のできる住居を探して連れて行ってくれる人でなければなりません。 - 経済的に余裕があること
伝染病予防ワクチンが毎年5千円程度、エサ代やその他病気の時の医療費等、費用がかかります。
子猫の場合は不妊去勢手術の費用も必要です。これらの費用をきちんと負担できる人でなければいけません。 - 猫の習性を理解し適正な飼い方ができること
毎日のトイレ掃除など、健康管理も含めて常に気配りを欠かさず快適な環境を与えられる人でなくてはなりません。 - その他
これまでの動物の飼育経験を聞いてみてください。特に以前、飼ったことがある方には
その犬や猫が現在どうなっているか(死んだ理由など)を必ず聞いてください。
また、誰が責任を持って世話をするのかなどについても確認が必要です。子供が欲しいと言った、
という理由で飼い始める人には、大人が面倒をみることになることも、よく説明してください。
里親探しは、ずいぶん大変なことと思われるかもしれませんが、保護者さんが根気よく探せば必ず良い飼い主さんが見つかります。
どうか、縁のあった猫たちのために、くじけずにがんばってください。
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