命について考えてみよう2の巻

 人もどうぶつも木や花などの植物もみんな命を持った生き物だよ。

 かわいそうな命
 おうちで飼っているペットの子どもが欲しいと思ったことありますか。

 人間はふつうひとりしか産みません。

でも、どうぶつは1ぴきだけでなく、
5ひきとか10ぴきも産むどうぶつもいます。

 もう1ぴきなら飼えるかもしれないけど
5ひきだったらどうでしょう。

 
 あなたは選べますか、
「飼う子」と「殺す子」と。
 
 人間の力
 20年前にくらべて、保健所などで、
殺処分(殺すこと)される犬の数は、
半分以下(全国で13万びき)になりました。

 それは、お家の中で飼うようになったこと、
不妊手術(子どもを産めないからだにすること)をするようになったからです

 ねこの殺される数は、犬とちがってお家の中で飼うことも、
不妊手術をすることもあまりされていないので、
あまり少なくなっていません。

 ペットを飼う人が、

お家の中で飼うこと、不妊手術をして飼うこと

をすれば、殺される命が少なくなるのではないでしょうか。

 人間の力で命をコントロールするしかないのです。
 
 不妊手術
 ペットが、病気になれば、
動物病院(どうぶつのお医者さん)につれていきます。

 こどもを産めないようにする不妊手術もたくさんお金がかかります。

 ほかにも、病気にならないように予防注射したり、えさを買うお金もかかります。

 ペットを飼うことは、たくさんお金がかかります。
おとうさんやおかあさんが「あなたが世話をするなら、飼ってもいいよ。」と言われて飼っても、手術、予防注射、えさ、病気になったらお医者さん、みんな、おこづかいで払えるかな。

 不妊手術は、お金が高いからしない。
だって、かわいそうじゃない。

ほんとうにそうでしょうか?
たしかに不妊手術は、殺す注射をするよりもお金がかかります。

 今飼っているペットとつぎに産まれてきた子たちを殺さずに飼ってあげられますか?

よく見て下さい。


 絶対にこんな姿にさせないでください。

 不妊・去勢手術をしてください。

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