アレルギーになってしまったら、大変です。アレルギーをおこさせるものが、家のほこりやダニなら、いつも家をきれいにしておかなければなりません。花粉(かふん)アレルギーなら、外に出るときマスクやゴーグルをつけて出かけます。そばアレルギーなど死んでしまうものは、絶対(ぜったい)にさけなければなりません。食べ物でも農薬(のうやく)などの薬品汚染(やくひんおせん)により引きおこすアレルギーは、別の安全な食べ物にかえなければなりません。
でも、ペットはどうでしょう。
ほこりやダニのように吸い取ることはできません。抜けた毛をこまめにそうじするくらいです。
マスクやゴーグルをつけて防御(ぼうぎょ)する意見もありました。
排除(はいじょ)することはできないけど、別の建物や部屋にするという意見もありました。また、外で飼うという意見があったのですが、外の熱さ寒さは動物の虐待(ぎゃくたい)につながります。
ペットアレルギーで人が死ぬことはないのだから、人間の体質を改善するという意見もありましたが、過剰な反応を起こして死ぬ場合もあります。ハムスターに噛まれてショック状態になり死んだ事例もあります。
ペットのノミ取り用の薬でアレルギーになることもあります。アレルギーをおこさせるものが、なんなのか知ることが大切です。犬種(けんしゅ)によってアレルゲンになるかならないかも違うそうです。動物の体毛(たいもう)によるアレルギーなら、体毛のない種類(しゅるい)を選択(せんたく)することもできます。アレルゲンは、体毛だけではなく、種類による身体からの分泌物(ぶんぴつぶつ)(体毛、皮脂(ひし)汗(あせ)、垢(あか)、フケなど)とも言われています。まず、飼う前にその種類の動物がアレルゲンになるのかどうか、見極(きわ)めることが大事です。それにより、ペットも人間も快適(かいてき)に過(す)ごすことができるようになるでしょう。
ペットアレルギーについて、日本アメリカンテリアクラブさんのホームページが参考になります。
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