学校啓発活動

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今までの学校での活動

三条市立須頃小学校(2004.6.9)
 毎年保護者が授業参加する学年行事として、例年ピクニックを行っていましたが、6年生ということもあり、みんなで考えてみようとNDNのお話の会をしてくださることになりました。

 須頃小学校6年生22名と担任の五十嵐先生とお母さん11名と地元の自治会の方や取材の記者2名とNDNのスタッフ8名とわんちゃん4匹が、須頃小学校の須頃っ子ホールに集合しました。
 最初にPTAの担当の熊谷さんから挨拶をいただきNDNのスタッフを紹介して、お話の会が始まりました。NDNがどんなことをしている団体なのか概要を紹介し、続いてビデオ「命はモノですか」を約10分間見てもらいました。ビデオの内容は、ふだんペットショップのショーケース越しでしか見られない動物たちが、実はどんなところからやってきていたのか、悪徳繁殖業者の実態を写し出した映像は目を背けたくなるようなショッキングなものでしたが、子どもたちは目を反らさずに見つめていました。この現状をかえていくためNDNでも間近に迫った動物愛護法の改正に関する署名活動に取り組んでいる話をして、署名の協力をお願いしました。
 その後、犬班の活動と猫班の活動を紹介しました。犬班では、県内の動物管理保護センターや保健所の実態を説明し保護された犬がどうなるのか、そんな不幸な命を1匹でも多く救い出し、新しい飼い主を探すことをお話しました。また、飼い犬が迷子になった時は必ず最寄りのセンターや保健所に届けてください、それをしなければ1週間もしないうちに殺されてしまいますという話もしました。次に猫班の活動を県内で殺される猫の数、なぜのら猫がいるのかを中心にお話し、子どもたちに「ねこはどこで見かける?」と問いかけ、「ペットショップ」「友だちの家」「そのへん」などの答えが返ってきました。人間の周りにねこはいます。のらねこはもともと野生でねこがいたわけでなく、人が飼っていたねこなのですと、のらねこについて話しました。

        それから、わんちゃん4匹とご対面です。

 アメリカン・コッカーのメグちゃんやヨークシャー・テリアのマメちゃん(左写真)の保護されたときの話と保護した雑種のココアちゃんが妊娠していて、3匹の子犬を産んで、うち1匹をくまのすけくんとして引き取り、ほかの子は新しい飼い主が見つかった話をしました。

 かわいそうな体験をしたわんちゃんも今は新しい家族に迎えられ、幸せになっています。はじめての犬とのあいさつの仕方ふれあい方を教わり、わんちゃんと楽しくふれあいました。
 ここで10分間の休み時間の予定でしたが、気が付いたら、次の授業の時間になってしまいました。

 そのまま次の時間となり、子どもはとなりの家庭科室に移動して、子どもは、4〜6名の5班に、親は、3〜4名の3班に別れて、グループ討論を行いました。
 テーマは3つ。

 テーマ1「引っ越しで飼えなくなっちゃった、どうする?」

 「引っ越し先で飼えない」という状況は、確かによくあるできごとで、仕方ないと受け取られそうですが、さて、子どもたちやお母さん方はどう考えてくれたかな?
 引っ越しは人間の都合です。ペットの気持ちを考えて避ける意見は出るのだろうか?。

 テーマ2「アレルギーがあるの、どうする?」

 アレルギーって絶対にダメなの?動物と一緒にいられなくなるの?工夫をする余地は見つかるだろうか?

 テーマ3「猫を拾っちゃった、どうする?」

 1度に3匹の捨て猫を拾っちゃうこと、誰にでも起こりうると思うんです。その時に、「困った」という気持ちと「かわいそうな猫たちを何とか助けたい」という気持ちにどのように向き合うか、とりわけ、親と子の反応の違いとその後の対処・責任のとり方を問いたい。

 そんな気持ちで、NDNでは討論のテーマを決めてみました。
 30分間各班で話しあってもらい、各班をスタッフが巡回して、ちょっと討論に参加したりしました。
 それではグループ討論の発表です。


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