新潟市保健所主催の “ ブリーダー犬譲渡会 ” に
参加しお手伝いしてきました

2007年2月18日

~~~~ 2月15日付の新潟日報朝刊より抜粋 ~~~~~

新潟市で犬の飼い主探し難航

廃業した新潟市内の犬繁殖業者(ブリーダー)によって市保健所に大量に持ち込まれた犬の飼い主探しが難航している。預けられた35匹のうち、14日現在で23匹の引取先が見つかっていない状態で、引き取り手がいないと処分される事になる。この為保健所では18日に、一般市民を対象とした譲渡会を開く事を決め、「1匹でも多くに飼い主を見つけてやりたい」と協力を呼びかけている。

市保健所によると、業者は1月中旬、ペキニーズ、シーズー、チワワなど35匹を持ち込んだ。廃業に伴い、若い犬については新たな飼い主を確保したが、比較的年を取った残りの犬が保健所に預けられたと言う。35匹は、2005年度に同保健所に持ち込まれた犬の6割に当たる。県によると、業者がこれほど多くの犬を持ち込むのは「県内では聞いた事がない」と言う。

保健所では、犬の譲渡を希望する「里親里子制度」に登録する市民に問い合わせて引受先を探したが、7~12歳の23匹の飼い主がまだ見つかっていない。同制度では、比較的若い犬に人気が集まり、10歳前後の犬が望まれるケースは少ない。

今回は持ち込まれた数が多かった為、これまでにあまり例がなかったと言う譲渡会を開催し、広く飼い主を探す事にした。保健所では「(預かってから)通常は2、3週間、長くても1ヶ月ほどで処分する」と言う。05年度に県内で処分された犬は409匹に上り、うち新潟市では82匹となっている。

譲渡会は2月18日午後1時~午後3時。会場は東清掃センター内(下木戸3)。
問い合わせは市保健所食品衛生課 025(228)1000、内線33626。

~~~~ 2月15日付の新潟日報朝刊より抜粋 ~~~~~


新潟市保健所主催のブリーダー犬譲渡会にスタッフ十数名で参加しました。

動物取り扱い業者の廃業により、当初35匹の小型犬が収容され、当日までに23匹が譲渡されましたが、厳しい条件の12匹が残っていました。


午後一時の開始前より長蛇の列!!

400名近い人達が訪れマスコミの凄さを目の当たりにしました。。。

そして、何よりも嬉しい事に、”全ての犬が新しい飼い主と巡り会う”事が出来たのです!!

涙を流しながらコッカーを抱きかかえて行かれる家族の後姿が、今でも目に焼きついています。。。


迷い仔で保護されている長毛雑種犬や柴犬にも希望の声が掛かりました。

今回の素晴らしい結果を踏まえ” 定期的な譲渡会の開催 を検討して下さい!! ”と強くお願いして来ました。。


~~~~ 2月19日付の新潟日報朝刊より抜粋 ~~~~~

廃業業者の犬 23匹 飼い主決定

ワンちゃんの命が、みんな助かったー。廃業した新潟市内のブリーダーによって市保健所に大量に持ち込まれた犬の引取先探しが難航していた問題で、保健所が開催した18日の譲渡会ですべての犬の飼い主が決まった。譲渡会には県内から約380人が訪れた。中には体の不自由な犬もいたが、多くの善意により「処分」の危機から救われ、飼い主に抱かれた。

業者が1月中旬に持ち込んだ犬は35匹。その後1ヶ月経っても23匹の行き先が決まらず、このままでは大量に処分をせざるを得ない為、市民を対象にした異例の譲渡会開催を決めた。難航する飼い主探しを15日付本紙朝刊で報じた所、10匹の飼い主が見つかり、譲渡会の対象は残る13匹となった。

譲渡会には同市を始め村上、小千谷、糸魚川市などからも家族連れら大勢が訪れ、次々と犬と対面。目が見えなかったり、足が不自由だったりする為、「これらの犬は残るのではないか」(保健所)との心配もあったが、全てに新たな"家族"が見つかった。
上越市の介護士、近藤みどりさん(29)はヘルニアの為歩けないシーズーを引き取った。「一番もらい手がないかと思って。助けてあげたかった」と話していた。

~~~~ 2月19日付の新潟日報朝刊より抜粋 ~~~~~


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