里子に出た犬の紹介

今までこの現場から90匹以上の犬や猫が譲渡されています。
その中から一部をご紹介させていただきます。

2005年11月17日UP

     

2004年11月16日に譲渡された ずん (♂)です。
ずんが我が家に来てから1年が経ったという事で写真を送ってくださいました。
初めは押入れから出てこなかった ずん も今では自分から布団にもぐりこんでくるようになったそうです。
現場にいる時から膀胱炎、尿路結石で病院に通っていたのですが、今の家庭でも餌に水を混ぜたり 一日に一度、注射器で水を飲ませたりして再発しないように気を付けてくださっています。
飼い主さんも ずんがかわいくて仕方がなく、くぐり戸をつくってやったり、おもちゃを買ってきたり、毎日無理やりダッコしているそうです。

2005年10月16日UP

   

2004年12月に譲渡されたパピ(♂)です。
新しい環境に完全には慣れていなくて散歩中は車やバイクなどに怖がっているそうです。
家の中でも玄関の下駄箱の下の狭い隙間に入り込んでしばらく出て来ないこともあります。
先住犬が4頭いて、今日お伺いした時は一番仲の良いノコちゃん(♀)とガラス戸にぶつかったりしながら部屋の中を走り回っていました。
この犬は生まれてから長い間、狭いケージの中に3兄弟で閉じ込められていて、今の環境に慣れるにはもう少し時間がかかりそうです。
現場にはこの犬の兄弟で同じ顔のパピツー(♀)がまだ残っています。

2005年8月25日UP

   

2003年譲渡されたライチちゃん(♀)です。母親は右の写真のシイちゃんです。
少し小柄で体重は7kg位、トマトやキュウリなど野菜が大好きです。
室内で飼われていますが外にも自由に出入りできる自由な環境で飼われています。
他に2頭のシェルティーと仲良く同居しています。
週に一度帰ってくる娘さんが大好きで帰ってくるのを楽しみに待っているそうです。

2005年8月23日UP

     

2003年8月に現場から譲渡されたモカちゃん♀(左)です。
下に紹介したミチロウ、姫ちゃんの6兄弟の内の1頭です。
右がこの3兄弟の母犬のちいちゃんです。
ミチロウ、姫ちゃんと対照的に毛が長めです。
完全室内飼いで朝は飼い主さんと近くの公園で1時間半から3時間ウオーキングを楽しんでいます。

2005年1月10日UP

   

2004年10月24日に市役所主催の譲渡会で新しいご家庭に譲渡となったムク(左)とアン(中・右)です。
多頭現場にいた時の名前と同じくアンとムク(ムンクとなっていますがムクです)となりました。
ムクに会った時、現場にいた時は愛くるしい笑顔で微笑んでいたあのムクが番犬となっていました。
私達が里親さん宅に着いた瞬間から吠えまくりで顔も精悍な顔つきなっていました。
里親さんご家族も皆、感じの良い方達で、おばあちゃんもムクをとても気に入っているようで安心しました。
小学生の娘さんがハチも気に入っていたそうですが、ハチは・・・ちょっと・・・・・・あの犬はどの犬とも愛称が合わないので「ハチもどうですか」と薦めることは出来ませんでした。(残念)
最初はぎこちなかったムクも帰る頃には甘えてきてくれました。
次にアンの里親さん宅に伺わせていただきましたが、アンもまた始めはとまどっていたようでした。
お父さん手作りの板の囲いのハウスで雨、風、雪も大丈夫なようです。
今まで何軒か現場から引き取って下さったお宅に伺わさせてもらいましたが、多頭現場では近くを通るたびにはしゃいでいた犬も、訪問してみると別犬のようにおとなしくなっているというのが多いように思われます。
あんなになついていたのにと思ってしまうのですが、考えてみたら私達が散歩をしてあげるのは週に2回、数が多い為に1匹にかまってあげる時間は1週間の内でほんのわずかです。
犬から見たら、私達=食べ物をくれる人、散歩に連れてってくれる人というだけの存在で、それを満たされたい為に愛嬌をふりまいていただけで、それを満たされている今は関心がないのかなと思ってしまいました。
まあ犬達が幸せに暮らしてくれていればそれでいいのですが・・・

2004年10月8日UP

   

2003年8月に現場から譲渡されたミチロウくん(左、中)と姫ちゃん(右)です。
この2頭は現場で生まれた6兄弟の内の2頭です。
姫ちゃんは元気すぎて散歩仲間がなかなか出来ないのが悩みだとか。
ミチロウくんは大勢の人に囲まれながら育ち、一人になると寂しくて里親さんの家族に抱きついていくほどの甘えん坊だそうです。
多頭現場に居る犬とは全く別次元の環境で育ち、全く正反対の性格になりました。
この犬達がもし生まれたのが2年程早かったら人間に恐怖しながらただ生かされているだけの犬になっています。
同じ現場で産まれながら、生まれた時期によって幸せに生きている犬と幸せに生きるという事を知らない犬に分けられています。

2004年6月22日UP

   

2003年12月31日に多頭現場から2頭同時に譲渡となったさくらちゃん(左)とナナちゃん(中、右)です。
この2頭は仲が良くて現場にいる時はいつも2頭一緒に散歩させていました。
さくらちゃんは別荘に遊びに来た時の様子で別荘近くに現れるタヌキを追いかけたりして遊んでいたそうです。
ナナちゃんは現場にいた時はとても臆病な犬で散歩に連れ出す時も他のメス犬の前を通る時、怖がってその場を動けない犬でした。
新しい家では先住犬とも仲良く暮らしていて、家族にもとても可愛がられているそうです。

   

2004年2月22日に上越に貰われていったももちゃんです。写真を送って頂きました。
この日は自然公園の大池を1時間ほどかけてじっくりと散歩したそうです。
おかげで夕食の後はお父さんのひざの上でぐっすりと眠ってしまいました。
また、海に連れて行ってもらったりといろいろな事を経験しています。
いろんな物を口に入れるのがくせで、散歩中も飛んでいる虫をジャンプして口に入れたりして、お父さんやお母さんを困らせているそうです。

   

2004年1月中頃に多頭の現場から譲渡となったテリーです。
現場にいるときは近くを通るたびにキャンキャンと鳴いて愛情を求めていたテリーですが、今の不自由の無い生活に満足しているのか以前のようなはしゃぎっぷりは見られませんでした。
しかし大好きな散歩に連れ出したら笑顔を見せてくれました。
室内飼いで、あの気の強かったテリーが先住の猫と仲良く顔を寄せ合っている姿を見てテリーにとってこの場所はとても居心地のいい安心できる場所なのだなと実感しました。

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