
事例8
先天性心臓病
経緯
昨年11月22日近所の方の知り合いという人から子猫を保護したのでどうにかしてほしいという電話があり、子猫(はな)と出会いました。
さっそく行ってみると、骨と皮だけの状態で体を震わせ、白い毛が汚れて茶色になっている子猫がいました。抱き上げると、体の大きさの割にとても軽く、お尻は他の猫に噛まれたと思われる大きな穴が複数空いていました。すぐに動物病院で傷の手当て、検便、駆虫薬を処方してもらい家に連れて帰りましたが、はなはずっと寝てばかり。お腹はペコペコでご飯はいっぱい食べるのに、すぐ吐いてしまい、子猫特有の元気に走り回る、猫じゃらしに興味を持つなどの行動が無く寝てばかりの日が続きました。お尻の怪我も良くならず、ほぼ毎日病院に通いましたが、容体は変わらず困っていたところを新潟動物ネットワークスタッフさんの佐藤さんに相談に乗ってもらい、猫の手募金を利用させていただくことになりました。結局、はなは、先天性の心臓病とお腹にマンソンがいる事が分かりました。
対応
まずはマンソンを駆除し、毎日心臓病のお薬を飲み、怪我の治療も続きました。はなは、心臓の他に怪我を治す抵抗力も他の猫に比べて弱かったためなかなか良くならず、2ヶ月のカラー生活を余儀なくされましたが、不自由なカラー生活と痛い治療にも耐え、無事完治しました。マンソンがいなくなってから嘔吐もしなくなり体重も保護当初の1.4キロから今では3.4キロまで増えました。体重と共に元気にもなり、今では先住猫と一緒に元気に走り回っています。
今後
当初の診断では、はなの平均寿命は、半年から一年と言われましたが今は薬も良く効き心臓も安定している為、もう少し長生きするでしょうと言われました。心臓は良くなる事は無いかもしれませんが、毎日を精一杯生きているはなと共に私も精いっぱいの愛情を注いでいこうと思います。
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