事例24
街中で暮らす猫
経緯
7月末に猫相談がありました。
空き家の2階に昨年の冬に生まれた猫が1匹だけ残っていて、餌やりさんが毎日、ご飯をあげている。とても人馴れしている猫で、手術を済ませ、知人や友人など連絡して何とか里親さんを見つけた。この餌やりさんが他にも複数匹の猫に餌をあげていて、子猫もかなり居るようだこのまま手術を入れなければ、増えていくので何とかして手術を入れたい。
対応
費用は負担するので、手伝って貰えないか?との事でした成猫2匹は手術を入れて、元居た場所に戻し地域猫として、これからも餌を貰いながら、お世話をして頂くようにお願いしました。子猫9匹は保護して、新しい里親さんを探す事になりました。この地域は高齢者の方も多く住んでいて、空き家になっている家もあちらこちらに見られます。
解決に向けて
空き家では子猫が次々と生まれていて、車の事故に遭ったり、カラスに突かれたりと、悲惨な状況を繰り返しています。今回猫の手募金を使わせて頂き、子猫が生まれる前に手術を入れる事になりました。町内会長さんのお宅に伺い、状況説明した上で、町内会に住んでいる方には回覧を回してもらい、手術の趣旨を理解して頂くようにお願いしました。11月17日現在で成猫11匹に手術を行いました。うちメスは6匹、オスは5匹です。慣れている成猫は保護して里親探し、子猫は10匹、保護して現在、里親募集中です。寒くなってきたので、昼の間は猫の姿も見かけませんが、夕暮れ時には餌を求めて動く姿も、見かけます。余りの数の多さで、全ての猫に手術を入れる事が出来ないのが残念ですが、一定の数の猫に手術を入れる事により、少しでも不幸な命を減らす事が出来るかと思います。
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