事例28
経済的に厳しい方でも出来ることから
平成28年6月〜
経緯
6月上旬、会に相談者さんから連絡がありました。
相談内容は「野良猫にエサをあげていたが経済的な理由で継続が難しくなった」ということでした。電話である程度のことをお聞きし後日ご自宅に伺うことにしました。ご自宅は敷地が広くお庭もあり野良猫が隠れるには十分な要素をたくさん持っていました。昔から野良猫にはエサをあげていたが不妊去勢手術はしたことがなかったとお聞きしたので、今は野良猫への餌やりと同じくらい大事な不妊去勢手術があることを説明させていただきました。地域的にはいまだに不妊去勢手術が浸透していないところもあります。
対応
6月の時点で手術が必要な野良猫は10匹程度でしたが、9月頃には新たな野良猫も加わり15匹程度。子猫が数匹いましたがこちらは新しいご家庭に迎えていただきました。子猫は無事に里親さんを見つけることが出来ましたが成猫を手術しないことにはまた子猫が増えます。ですが相談者さんには不妊去勢手術代を出せる経済的余裕はありません。そこで皆様からの善意で存在する“猫の手募金“を利用させていただきました。この募金を利用させていただくかわりに相談者さんが出来ることを確認をして不妊去勢済みの野良猫たちへの餌やりの継続と野良猫の捕獲、運搬、リリースをお願いしました。
解決に向けて
この先もこの野良猫たちが食べるに困らないようにフードのご寄付をいただければ幸いです。ご寄付品を郵送される場合は『猫の手事例28』とお書き添えくださいますようお願いいたします。安価な物でもかまいません。必要なもの・成猫用フード/ドライ(キャラット、ミオ、ねこ元気など)、缶詰
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