事例39
取り残した猫達の出産(新潟市西区)
平成29年6月〜
経緯
新潟市西区の会員さんで数年前より野良猫の不妊去勢や子猫の里親探しを頑張っていた方からのSOSでした。
自宅にはすでに3匹の猫を飼っていましたが、昨年、1匹のメス猫が近所の車庫で4、5匹出産。
手術後リリースして、子猫3匹を保護。1匹はNDNの譲渡会で良い里親さんに譲渡されましたが、残った2匹が人馴れせず、家の中で野良状態になり去勢もままならなくなってしまいました。更に、その子達の姉妹で昨年捕獲出来なかった猫が庭のベランダの下に子猫を連れてきました。確認すると子猫は2匹で、母猫は警戒心が強く、しばらくすると他の所に運んで行ってしまいました。
そんな中、いつも餌を食べに来る白猫のお腹が大きくなっているようだとあせって相談がありました。同じ時期に、娘さんが病気で入院・手術・子守りをしなければならなくなり、精神的にも金銭的にも大変な状況になり、猫の手支援にお願いすることになりました。
対応
まず、お腹が大きくなっている白猫ランちゃんの捕獲に成功。かかりつけの動物病院で手術を受けようとした所、メスではなくオスでした。
タマタマが片方もぐっていたそうですがお腹が大きく見えたのは腹水が溜まっていたからだとの事。栄養状態が悪く、今晩亡くなる可能性もあるとの事でしたが、なんとか手術ができ、その後、リリースしました。
今も時々姿は見せてくれるので持ちこたえてくれているようです。その後、母猫の捕獲も出来て手術しリリースしました。
子猫は、捕獲し里親さんを探すことにして、やっと少しずつ馴れてきたので登録に至りました。
17-C-142(a)オスのニーニー君と142(b)メスのミーミーちゃんです。
そのままにしてたらまた来年は大変なことになってしまう所でした。早く里親さんが見つかり幸せになってほしいです。
解決に向けて
猫の手のご支援に相談者さんも感謝されています。経済的にも大変な状況の中、これだけの猫のお世話を続けるのは大変なことです。できましたら、「猫の手事例39」へのフードのご支援をお待ちしています。キャラットやねこ元気、カルカンなど、種類は問いません。どうぞ、ご支援お願いいたします。
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