猫の手事例117
新潟市南区白根 果樹園の入院子猫
令和3年6月
経緯
友人の会社で餌をやっている野良猫が会社敷地内で子猫を6匹産んだ。もらい手がいる4匹を連れ帰ったがまだ生後3週間で離乳していない。ミルクを飲まない子もいて心配。自分も友人も仕事をしているのでずっと面倒を見ることは難しい。4匹をすぐに希望者に渡して残った2匹の里親捜しと両親の手術をしたいという相談を受けました。
対応
4匹の里親希望者が離乳前の子猫の面倒を見られるのか。風邪症状が重い子猫もいて失明の恐れもあるので検診後NDN公式ミルクボラさんに預けることになりました。数日後、両親を捕獲しTNR。残った子猫2匹も保護して、合計6匹をミルクボラさんにお渡ししました。しかし、後で保護した子猫2匹はいずれも風邪症状が重く、体重が増えないためすぐに入院になりました。両親の手術費、6匹もの子猫の保護費・治療費に加え2匹の入院費も必要になり、若い相談者さんの負担が難しくなりました。入院費は予想外だったため、この子猫2匹の入院費について猫の手募金の申請・承認となりました。
解決に向けて
ご寄付頂いた猫の手募金で相談者さんの負担も軽減され、子猫も失明を免れ、6匹全部元気に育ち里親さんに引き取られました。誠にありがとうございました。また、他の子猫を保護している中、6匹もの幼猫の3~4時間おきの授乳、離乳食への投薬、目薬の点眼など大変なご苦労をおかけしたミルクボラさんに厚く御礼申し上げます。
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