
事例45
燕市工場跡の廃屋で暮らす猫たち
平成29年8月〜
経緯
燕市の女性からの連絡でした。「最近、野良猫の餌やりさんが近所の人の苦情で餌やりをやめてしまった。町内中に猫たちがご飯を求めてさまよい歩いている。だんだんやせ細ってきてかわいそうで見ていられない。どうしたらいいでしょうか?」という相談からこの事例は始まりました。餌やりさんは自分所有の工場跡の廃屋で猫たちに餌をやっており、今夏2匹の母猫がそれぞれ5匹と2匹の子猫を育てていました。子猫が生まれてどんどん町内の猫が増えていく、このままでは収拾がつかなくなるとの危機感を持っておられました。
対応
それでまずは10〜15匹くらいいるらしい成猫たちの手術をすること、子猫は保護して譲渡することを決めて8月半ばに一斉捕獲を計画しました。結果的には8匹の成猫の避妊、去勢手術を終え、6匹の子猫はスタッフが保護しました。
解決に向けて
捕獲の結果、成猫の実数は10匹前後とわかり、あとは相談者さんが自力で捕獲し手術を入れていくことで、この事例は終了しました。予測したより少ない猫たちの数でしたし、相談者さんが積極的に捕獲猫の搬送などにも関わってくださり、速やかにことが進みました。 子猫の声が聞こえなくなり、成猫たちの手術を終えると町内がまた以前のように静かになったと感じておられます。 とにかくこれでこの地域での猫の増加は食い止められました。これからは相談者さんが猫の面倒を見ながら、これ以上増えないように町内を見ていくと言っておられました。
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