
事例52
三条市の猫 2018年3月〜
経緯
3月25日より三条市の一町内で野良猫の一斉手術を始めました。当初、餌やりさんからは10匹前後との話でしたが、実際に捕獲に行くと餌やりさんの声を聞きつけ、初日予約の取れた手術数5台の捕獲機は目の前で猫が入り、まさに入れ食い状態でした。その後捕獲を行ったところメス猫は殆どが妊娠しており、残念ながら出産してしまった母猫もいました。もし今回手術を行っていなければと考えると恐ろしくなります。
対応
途中あまりの猫の多さに猫の手募金を利用することで活動することができ、大変感謝しております。これまでメス猫23匹、オス猫16匹、合計39匹の手術、仔猫12匹を保護しました。
解決に向けて
この町内は以前から野良猫が多いと聞いていました。空き家が点在し、餌やりさんも複数いるようで猫が暮らすには格好の場所でもあります。近所の方に聞けば、毎年仔猫が生まれては事故や病気で亡くなり、また餌やりさんと猫の糞尿被害に遭われる方とのトラブルも多いそうです(現在進行形)。双方共に野良猫がいなくなってほしいという終着点は同じだと思います。私たちはあくまで余所者で、今後は手術をすれば増えないという事を理解していただき町内住民で解決することを切に願います。まだまだ未手術の猫がおり、後悔の無いように今暫く活動する予定です。
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