猫の手事例55
ケアマネさんから相談のあった多頭問題(村上市岩船)
経緯
梅雨入りした頃、スタッフ知人のケアマネさんが訪問しているお宅の野良猫相談がありました。相談のあったお宅は70代男性の独り暮らし。野良猫を家に出入り自由にさせ、餌やりをしている方で家の中、周辺の糞尿被害や匂いの苦情が近所から寄せられているというお宅でした。
対応
家の中は大量のゴミと糞尿の匂い、経済的にもルーズ、身体も不自由で捕獲、手術に動いてくれる方ではなかったため、NDNでTNRを行いました。ご近所さんへの了解をいただき情報収集しながら、これまでにお腹の大きいメス猫を含め、成猫7匹、子猫2匹を捕獲しました。この辺りは藪が多く、どの猫も大量のノミだらけで、子猫は貧血寸前まで血を吸われていました。まだ残りにちらほら猫は残っているものの、現在は野良猫の姿も減り、お宅周辺の糞尿の匂いもほとんどなくなっています。保護した子猫2匹はその後治療、人馴れ修行を経て元気になり、兄妹揃って里親さんに譲渡され幸せになりました。
解決に向けて
今回のように高齢者のお宅のケアマネさん経由で問題が発覚するケースがたびたびあります。野良猫、多頭飼育の問題は多種多様ですが、独り暮らしの方は特に本人に自覚がない、解決できないという方も多く見受けられます。地域コミュニティや行政、福祉関係のサポート機関が見守り、サポートしていくことが大切です。
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子猫を出産 - 自宅の庭に親子猫6匹(母猫、
子猫5匹)が住み着いた - 極度の栄養失調と風邪により、
失明を免れなかった子猫 - 虐待された子猫
- 首輪が食い込んだ猫がいる。
何とかして欲しい - 感染力の高い病気
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保護している方からの相談 - 交通事故に遭った子猫
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難しさ - 住宅街の野良猫たち
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平成26年10月〜 - 取り残された猫達
平成26年10月〜 - 公園猫
平成27年3月〜 - 街中で暮らす猫
- 尻尾がズル剥けになった猫
- 多頭崩壊53匹
- 農村部での多頭崩壊
平成28年3月〜 - 経済的に厳しい方でも出来ることから
平成28年6月〜 - 新潟市西区 猫多頭飼育崩壊
平成28年6月〜 - 市営住宅で暮らす猫
平成28年7月〜12月 - 事故猫のキジ君
平成28年7月 - 餌やりで増えた猫と空き家に暮らす猫
平成28年7月〜 - 餌やり不明の住宅街ののら猫
平成28年7月〜 - 古い街並みで暮らす猫たち
平成29年2月〜 - コンビニ裏の猫たち
平成29年3月〜 - 生活保護受給者さんの飼い猫
平成28年6月〜 - 亀田郷の猫
平成29年4月〜 - 街中で暮らす猫パート2
継続案件 - 取り残した猫達の出産
平成29年6月〜 - お寺に住み着いた猫
平成29年6月〜 - 咬傷事故仔猫
平成29年6月〜 - 1匹への餌やりが25匹に
平成29年7月〜 - 行政経由ののら猫相談
平成29年7月〜 - 迷子捜索掲示板
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