猫の手事例58
多頭外飼いの猫たち(北区)
経緯
隣のお宅に外飼いの猫がたくさんおり、子猫も生まれている。中には風邪ひきがすごい子もいるので、なんとかしてやりたいという相談がありました。ご本人とお会いし、猫の今後について話し合いました。30年ほど前に一匹のメス猫を拾って、手術せずに出入り自由にしていたのが始まりでした。その後、子猫が生まれては死ぬを繰り返しながら世代交代をして、現在は15匹の大人猫と7匹の子猫が家の周りにいました。餌はやっており、冬は玄関や室内に入れている。触れる猫もいるが、全く触れない猫もいるという状況でした。
対応
これ以上猫を増やさないためにも手術に同意され、ご本人にも手術費の一部を負担していただきましたが、15匹の避妊去勢手術と7匹の子猫の保護の費用は大きく、猫の手からの援助をお願いいたしました。 ご本人が積極的に捕獲、動物病院への搬送をしてくださり、大人猫のTNR(捕まえて→避妊去勢手術をし→元の場所へリリース)と子猫の保護を行うことができました。お陰様で大人猫の手術は1匹が残るのみとなり、子猫は全て里親さんを見つけることができました。
解決に向けて
30年間の外飼いで増えてしまった猫たちもこれ以上増えることがなくなり、可愛そうな子猫が生まれることもなくなりました。
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