猫の手事例73
新発田市二王子地区の多頭飼育崩壊
経緯
「目ヤニとくしゃみの猫がたくさんいて、失明しているような仔猫もいます」付近を通った方が猫の多さと健康状態の悪さを懸念してNDNに相談しにこられました。
対応
現地を見に行ったところ二十数頭いるうちの多くに目ヤニや慢性のくしゃみがあり、痩せた猫や皮膚病の猫もいました。経緯を尋ねたら、最初は数頭だったのがあっという間に増えたため、不妊去勢手術をするにも眼病の治療も費用の問題と捕獲運搬の方法がわからず、このままではよくないと思いながらも日々の暮らしに追われ、ただエサをやることしかできなかったそうです。限られた量のエサなのに猫が毎年生まれるわけですからどうしても栄養不足になり病気が治りきらない様子でした。
解決に向けて
そこで全ての猫に不妊去勢手術と猫風邪の治療をして以後は適切に飼養してもらうべく「猫の手募金」を使わせてもらいました。ここもまた、皆さんの寄付がなければ解決できなかった事例の一つでした。
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