
猫の手事例76
多頭崩壊寸前の飼い猫たち
新潟市南区
経緯
2019年 今回の事例はそのお家のケアマネージャーさんが新潟市動物愛護センターに相談したことから始まりました。相談内容は「猫が毎年出産していて増えている。飼い主は80代の母親と60代の息子さん(閉じこもり)で面倒が見きれていない。猫の状態も良くなくてかわいそうなので何とかこれ以上増えないように出来ないか?」このお宅には1年前にもセンターに近所の人から相談があり、NDNスタッフも同行して不妊去勢の説得に行きましたが門前払いでした。今回はケアマネージャーさんが親子を説得してくれて愛護センターの方とNDNスタッフで訪問可能となりました。
対応
家族のお話と目視出来た猫は下半身が動かないオス1匹と他オス4匹・メス4匹・子猫2匹でした。捕獲機を数台置かせてもらい手術予定日に息子さんに捕まえてもらうようにお願いしましたが、メス2匹・オス2匹だけの捕獲でした。子猫2匹の健康状態の確認と称し保護を使用と試みましたが、返してほしいと言われ術後の猫達と一緒に戻すことになりました。
解決に向けて
その後の捕獲し損ねた猫達の手術は拒絶され、子猫の保護里親探しは叶わないままこの案件は一旦終了となりました。あれから増えていないことを願うばかりです。
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