猫の手事例77
高齢者の餌やりで増えてしまった猫たち
関川村
経緯
2019年春、知り合いのケアマネさんからの相談で、「担当の60代のご夫妻の猫が増えてしまいなんとかならないか」という相談がありました。行政に相談したけれどもうまく行かなかったとのことです。猫の数は10匹で、ご近所から糞尿の苦情も出ているとのこと。生活も困窮しているのでなんとか数を減らしたい、できれば引き取って欲しいとのお話がありました。
対応
1、 引き取りはできないので、全頭の避妊手術をしてこれ以上増えないようにすること。
2、その後、少しづつ引き出して譲渡会に参加させ数を減らしていく。
ということで6月、現地近くに住むスタッフが動いてくれ、10匹の捕獲、病院搬送を一気に終わりました。
解決に向けて
10月には2匹を引き出し、ボランティアの方に保護していただき、1匹は里親さんの元に行きました。 2年ほど前に1匹に餌をやり始めたらあっという間に10匹になってしまいどうして良いか分からず困っていたとのこと。多頭崩壊の典型例のような事例でした。
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