猫の手事例88
新潟市中央区松林周辺住宅街の猫たち
2020年4月〜
経緯
ここは以前より複数の猫相談が寄せられていた地域でした。広大な松林、大小さまざまな公園、空き家が点在する住宅街…と、野良猫たちにとっては好条件だったのでしょう。数年にわたる餌やりだけが続いた結果、数が増えてしまっていました。
対応
繁殖シーズンが目前に迫る中、これ以上不幸な命を増やしたくない思いから猫の手募金を利用させていただき、広範囲でのTNRを実施しました。
解決に向けて
松林の中の「えっ?こんなところに?」というような普段人が立ち入らない場所、夜11時頃から始まる野良猫集会を目がけ、数日に分けて捕獲を行いました。始動当初は10匹前後を想定していたのですが、結果は16匹(うち1匹は子猫)。そのほとんどは、とある公園を中心に広がる住宅街に生息していた猫たちでした。(昨年の手術を合わせると合計26匹)
暑い夏を経て10月から再捕獲開始。現在まで28匹手術 子猫3匹譲渡しています。現場にはまだ未手術の猫が残っていますが、警戒心が強くて捕獲できていません。
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