猫の手事例90
新発田市 生活保護世帯の猫
2020年3月〜4月
経緯
3月に下越動物保護管理センター様経由で、生活保護受給者さんの飼い猫についての相談を頂きました。ご本人は65歳の女性で現在は一人暮らし、これまで内縁の妻としてご夫婦で暮らしてましたが、ご主人が昨年7月に亡くなり、ご自身の年金だけでの生活が出来ずに今年1月に生活保護のお世話となったそうです。飼い猫が6匹居ましたが、下越センターが若い猫の4匹を引取り(里親探し)し、残りの2匹は5~7歳くらい、また増えると困るのでNDNでの手術協力の相談でした。
対応
飼い主さんとの予定が合わず4月に入ってから訪問し確認して来ました。猫2匹はどちらもメスで、うち1匹は飼い主さんが入院している間に脱走し妊娠していました。お腹を触ったらしっかりと胎児が確認出来る硬さになっていましたので急いで手術の段取りをし、無事に手術を行う事が出来ました。
解決に向けて
妊娠していた猫のお腹には3匹居たそうで随分と大きくなっていたそうです。猫には申し訳ないですが、間に合って良かったです。
2匹の猫はとてもおっとりしていて性格の良い子達でしたから可愛がられている事は間違いないので、飼い主さんにはこれからも猫の為にも健康でいて頂けたらと思います。
この2匹の手術費用に猫の手募金を使わせて頂き、有難うございました。
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